爽快シネマ

映画を観終えた時にスカッと爽快感を味わえる映画、暖かみの残る映画、心に響く映画など、観て良かった!と思える映画をご紹介します

話題の映画観てきました「カメラを止めるな!」

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当初は都内の数館だけで公開されていたのに、著名人にファンが続出したり口コミで広がったりで、8月中旬辺りからは公開劇場が全国各地に広まったインディーズ映画「カメラを止めるな!」。2018年夏のヒット映画の1つとなりました。

 

テレビのニュースなどでよく取り上げられていたので、簡単なあらすじはご存知かもしれません。

 

廃墟を利用してゾンビ映画を撮っていたクルーと俳優たちが、本物のゾンビに襲われてしまう映画です。

 

いつも利用する元映画館/今シネコン、にいきなり「カメラを止めるな!」がやって来ました。空いている時が多いこのシネコンですが、今回ばかりはオンライン予約のページを見てみると席が埋まっている日がとても多かったです。

 

空いて来たら観に行こう、と思っている間に、友達が先に観に行きました。友達曰く、思っていたほど可笑しくなかった、とのこと。しかし、その友達の友達の感想は、超面白かった!だったそうです。劇場内も爆笑の嵐だったとか。

 

笑いに関しては評価が分かれると思われるこの映画。さて、自分はどう感じるだろう?と、ちょっとワクワクしながら、強風に負けずシネコンを訪れました。

 

劇場内は混んでもなく、空いてもなく。1人で観に来ている人が多く、映画好きそうな雰囲気の人たちが多いように思えました。1人で来ている人ばかりだから、CMや映画の予告が始まる前の劇場内の静けさと言ったら・・・。

 

そんなことはどうでも良いのですが(笑)、「カメラを止めるな!」は90分ほどの上映時間の映画。最近の映画にしては短めですが、集中して観続けるにはちょうど良い長さですし、短めでも内容はギッシリ詰まっていました。

 

映画のポスターにあるとおり、「カメラを止めるな!」は、まさに「最後まで席を立つな。この映画は二度はじまる」映画です。いつもみたいにあれこれ書くと観に行った時に面白さが激減してしまうので、今回はあまり書かないようにします。

 

感想は、「声を出して笑うほどではなかったけれど、映画自体はとても良く出来ていて面白かった!」、です。劇場内では1人だけ2度ほど「わははは!」と声を出して笑っていましたが、他の方たちは静かに鑑賞していました。きっともっと混んでいると場が盛り上がって、もっと笑う人が多かったのでは、と思えます。

 

映像はホームムービーのような感じ。先日観た「マダム・イン・ニューヨーク」の映像が美しかったので、「カメラを止めるな!」の迫って来るような生々しい映像にちょっと目が疲れました。でもああいう感じの映像だからこそ、緊迫感やエネルギーがより伝わってくるのですよね。

 

映画を観ながら、面白い映画だけどこのブログで紹介するタイプの映画ではないかもな、と思っていたのですが、思いがけず観終わりは爽やかで、なんだかすがすがしい気持ちで劇場をあとにすることが出来ました。

 

映画作りって、大変そうだけど大変なだけに達成感が半端ない、とても魅力的な仕事なのだろうな、と思うことも出来る映画でした。

 

映画の中に登場していた方たちの何人かは、この映画のヒットがきっかけになってメジャーな俳優になって行くのでしょうか。楽しみです!

 

【 映画情報 】

映画タイトル:カメラを止めるな!

監督:上田慎一郎

公開年:2018年